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2019年1月鵠沼海岸にて
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地方に行き、道の駅を利用する機会があった。
国道沿いの道の駅で、地元の産物を手ごろな値段で買え、非常によいシステムだなと思う。 朝早く、地元の生産者が生産物を運び、値札の商品を配置し、なにやら店頭で手続きをして帰って いく。農産物のほか、弁当や総菜なども購入可能である。 道の駅では我々旅行者のほか、地元の方々も利用している。 私が行った道の駅のほとんどは現金のみしか使えなかった。 一時的には現金が利用しやすいようにATMを設置するということもあるだろうが、生産物を提供する方へ の支払いも含めキャッシュレスの仕組みを提供できないものだろうか? その仕組みをプラットフォーム化して他の道の駅でも使えるようにすることも考えられるだろう。 新たに仕組みをつくらなくとも、その仕組みをもつ会社と道の駅の運営会社、金融機関が協力し、導入が 可能なのではないかと思う。 QRコードを使った決済サービスの拡大など話題になっているが、個々のサービスだけではなく、地方で 利用可能なキャッシュレスのプラットフォームが地元金融機関が協力し拡大することを期待する。
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休暇で、昨年に引き続き、四国を旅行してきた。県庁所在地とそこを数十キロ離れた地域へ行って、あらためて金融機関の在り方を考えさせられた。
県庁所在地の中心部ではコンビニ数がかなり増加したのが目につく。つまり、収納代行やATMなどの金融サービスの提供の場所が格段に増えている。一方で、従来型の第一地銀、第二地銀、信金などの大型店舗が数多く存在している。 中心都市から数十キロ離れた地域に目を転じると、意外と多いのは金融機関のATMのみが設置された建物。地方でもコンビニが増えているが、このATMの建物は存在する。また、町にそれなりの大きさの店舗が各金融機関一つは存在する。 コンビニの出店と金融機関の個別ATMの関係は整理できそうな気がする。また、店舗でなければできない手続きが依然多いが将来減少することが想定されるなか、複数の金融機関の共同店舗もしくは、各金融機関のサービスを一括で処理可能な企業の店舗に集約する動きは必要だろう。マイナンバーの活用により住所変更など公的機関での変更手続きと金融機関が連携さればさらに効果的だろう。 いずれにしても、顧客接点の数は維持しつつ既存の店舗を整理することは、地域金融機関の生き残りに必須といえそうである。 最近、持続可能な開発目標 SDGs(Sustainable Development Goals)やSociety5.0をテーマにするイベントが増え、具体的な取り組みを聞ける機会が増えている。
それらは、思っているいる以上に進んでおり、非常に興味深いものである。 SDGsのイベントに参加した方々と話をしたが、企業の関連部門の方というケースもあるが、個人でなにかできることがあるのではないかと考えて参加されている方も多かった。漠然としたアイデアが今後具体化されていくのではなかと思い、少しでも自分も役に立てればと思う。 小さなサービスでも、それがネットワークでつながり、広がると大きな動きとなるということが、従来とは違う実現の仕方だと思う。 経済発展と社会的課題の解決を両立させ進めていくことが求められ、その中で新しい金融サービスの提供は不可欠である。 一時的に盛り上がったFinTechは当たり前のものとなり、デジタル社会に向かうデジタルトランスフォーメーションへの対応のなかで、金融機関等が今後考えていかなければならない柱の一つになるだろう。 ネット銀行で法人口座を作ったが、厚生年金などの口座振替にはネット銀行が使えないということが判明し、あらためて信金とメガバンクに法人口座開設にでかけた。
信金は店頭に行き、法人口座開設の意向を伝え、必要な書類(HPで見て持参)を渡すとコピーが取られ、後日 営業が事務所を訪問し、事業内容など質問し その後審査とのことであった。翌日 営業から電話、来訪日を調整。 同日 メガバンクの店頭へ行き、同様に法人口座開設の意向を伝え、必要な書類を渡すとコピーが取られ、すぐに会社の概要などなど質問を受け、後日審査結果を連絡するとのことであった。 数日後、銀行から電話で、審査が下りたので、手続きに来てほしいとの連絡。 さっそく、印鑑などを持ち、店頭へ行き、書類を山のように記入し、メガバンクで法人口座開設が完了。 一方、信金は、メガバンクでの口座開設後の来訪となり、事情を話すと 口座の利用可能性が低いのであれば、信金に口座開設の必要はないのではないか、融資が必要な時にまた開設してくださいとアドバイスをいただき、今回は口座開設を取り下げた。 今回、ネットバンク、信金、メガバンクで法人口座開設の手続きを行ったが、それぞれ手続きが異なり、楽しかった。 信金の営業との対話は 近所の状況や中小企業の状況などをいろいろ聞け それはそれでありがたかった。 メガバンクの対応も人対応だが、基本は書類の記入方法など手続きのみに限定され 話は広がらない。 相談するなら、信金かもしれないと思ったが、手続きは ネットバンクがいい。 信金がネットバンクと提携すると かなりいけてるんじゃないだろうか。 それにしても、そもそも口座振替で ネットバンクを指定できないということも問題だ。 弊社は、FinTech企業としていろいろなところでも、紹介されている
freeeのサービスを利用している。 会社設立から始まり、会計処理に、人事労務とお世話になっている。 ほとんど知識のない私でも、ツールに従い、かつ、チャットと電話で相談すれば 一通りのことができるようになる。 一方で、税理士の方にもお世話になっているのだが、税理士の方ともfreeeを 介してデータが共有される。 また、税理士の方とのやりとりは必要な書類も含め、外部のチャットのサービスで やり取りされ、契約書は他の電子契約のサービスで行われる。 非常に便利である。 税理士の方の話では、従来の企業と税理士の関係はこれらのサービスの利用により 大幅に変わったとのことであった。 税に関するアドバイスはともかく、事務系の助言や支援についてはかなりの部分 freeeが カバーするようになり、税理士は本来の業務に集中できるようになったとのことで あるが、正直ベースでは支援範囲が減ったと本音もこぼしていた。 いずれにしろ、デジタル化がビジネスの無駄を省き、スリムにしていることは確かなようである。 最近、マーケッティング関連のイベントによく行くようにしているが、実に楽しい。
引用ででてくるのは、コトラーのマーケッティング4.0のはなし。 そもそも 環境や考え方が大きく変わるので、 明らかに、昔のものとは違い、過去の概念は通用しないくなる。 大変革は大きなビジネスチャンスだが、従来の概念が大きな障害となる。 そのため、デジタルトランスフォーメーションのために、意識改革を どうできるかが 最大のポイント。 どこか、いっしょに先行して 金融の新しいマーケッティングの実践にチャレンジ する金融機関はでてこないだろうか? 一時期 マーケティングの共同研究が流行ったが、今こそ再度 立ち上げるべきだと 思う。 大型スーパー以外にもセルフレジが拡大している。
自分で商品のバーコードをスキャンし、支払いをするもの。店員が商品のバーコードのスキャンを行い、支払いをするもの。 商品をボックスの中に入れたり、台の上にのせると自動で計算され、支払いをするもの。 いろいろなタイプのセルフレジが登場しているが、いずれにして 私はセルフレジが好きである。 商品のバーコードをスキャンするのがなんとなく店員になった気分で楽しく使っていたが、いまは対人レジより 空いているので セルフレジを使うことが多い。 セルフレジは明らかに店員業務の効率化には貢献しているが、今はまだ顧客のメリットは少ない気がする。 決済の部分で、毎回決済の方法を聞かれ、カードをスキャンするなど手間がかかる。 セルフレジの操作の最初に、会員カードを読み込むのだから、ネットでの買物のように、支払い金額確定で、その会員情報に登録した決済方法で自動決済に早くしてほしいものだ。 いずれにしても、セルフレジはますます便利になることが期待される予感がするので、私はセルフレジが好きだ。 世の中のマーケティングは従来の延長ではない。
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